子供の「習い事やめたい」の見極め方と対処法【成長のチャンス】

悩み解決

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子どもが習い事をやめたいと言い始めて…
どう対応したらよいの?

子どものつらい状況を見るのは、いたたまれない気持ちになりますよね。

かといって、単なる思い付きで「やめたい」と言ってる可能性もあります。

ポイントは、子どものやめたい度に合わせて対応を変えること!

習い事の先生歴15年の僕が、子どものやめたい度合いの見極め方や対処法をお伝えします

子どもに最適なコミュニケーションをして、子どもにとって最良の選択をサポートしましょう。

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子どもの「習い事やめたい」の見極め方と対処法

子供が習い事をやめたいと言う時は、4つのステップに分かれます。

やめたいレベル
  • 「レベル1」なんとなくやめたい
  • 「レベル2」興味がなくやめたい
  • 「レベル3」辛くてやめたい
  • 「レベル4」拒否反応でやめたい

4つのステップの中でレベル2~3がやめさせる見極めポイントです。

なんとなくやめたい程度でしたら、続けさせることで身に付くものもあります。

ただ、「つらい」までいくと徐々に拒否反応になっていき、取り返しのつかないことになるかもしれません。

実際、子どもで習っていた時のトラウマで、大人になっても苦手意識がぬぐえない方もいます。

それぞれ、見極めポイントと対処法を解説しますので、参考にしてください。

レベル1:なんとなく「やめたい」

やめさせたい度:★★☆☆☆

条件次第でやめさせてOK

子どもが「なんとなく」やめたい場合は、周りに影響を受けていることが多いです。

主な理由は、こんな感じ。

  • 友達がはいったから
  • みんながやってるから

特に習い事に拒否反応が見られないのであれば、すぐに辞めさせる必要はありません。

まずは「子どもの気持ちと約束事項」を確認するとよいでしょう。

内気な子であれば背中を押してあげ、アクティブな子ならその子自信に約束事を決めさせるのもよいかもしれません。

子供のころに、約束だったりやり遂げる力を身に付けさせるのは、大切です。

レベル2:興味がなくなり「やめたい」

やめさせたい度:★★★☆☆

子どもの意思を尊重しよう

子どもが「興味が薄れて」やめたい場合は、心境の変化が大きな要因の可能性があります

例えば、以下のような時です。

  • 他の習い事に興味がわいてきた
  • 楽しくなくなった

子供の頃に色々な興味を持つことは、可能性を広げる意味でもよい傾向です。

子供が自発的に他の習い事に興味を示す場合は、やめさせるのもアリですね。

ただ、入って数回の場合は、ある程度続けさせてから判断しても良さそう!

その際は、○○までは頑張ろう!などの目標を持たせてあげるとよいですね。

レベル3:つらくて「やめたい」

やめさせたい度:★★★★☆

やめさせる方向で考えよう

子どもが「つらくて」やめたい場合は、周りとのトラブルや比較による原因が多いです。

例えば、以下のような時です。

  • 先生が嫌だ
  • 友達とケンカした
  • 自分だけ上達しない

周りが原因の場合は、親が子ども助けてあげましょう。

子供は、大人が思っているよりも周りに敏感です。子供の精神はすでに限界付近に来ており、習い事をやっていても全く集中できません。

まずは。子供の話をよく聞いてあげ、悩みに寄り添ってあげることが大切です。

やめさせる方向も視野にいれ、子供としっかり話をしましょう。

レベル4:拒否反応で「やめたい」

やめさせたい度:★★★★★

すぐにやめさせましょう

子どもが「拒否反応を起こして」やめたい場合は、一目で判断がつくほど、感情が表に出ます

例えば、以下のような時です。

  • 習い事に行く前に泣く
  • 準備が極端に遅くなる
  • 表情がこわばる

習い事に対して拒否反応がある場合、トラウマになる可能性があります。

無理に続けさせてしまえば、辛い子供時代として記憶に残ってしまうでしょう。

子供や先生と早急に話し合い、親が率先してやめさせる決断をするべきです。

事項では、実際に子どもが拒否反応を起こした事例を紹介します。

【注意】子どもが習い事を「やめたい」のに続けるとどうなる?

子供が習い事をやめたいといっても続けさせた場合、どう変化をしていくのか。

実際に水泳の習い事をさせていた方に話を伺ったところ、3つの変化ポイントがありました。

  • 初期段階:準備が遅くなる
  • 中期段階:言い訳をする
  • 末期段階:泣く・わめく

子供が成人をしてから「もっと早くやめさせてほしかった」と言われたそうで、苦い思い出になっているそうです。

詳細をお伝えしますので、参考にしてください。

初期段階

お子さん:小学2年生
今まで楽しそうに準備していたのが、急に遅くなってしまったの。
車に乗るのも遅くなって、、、
でも、この時はまだ「やめたい」とはいっていなかったわ。

原因は、クラスを変えたことと目標を達成したことにありました。

クロールができればいいと思っていたお子さんは、背泳ぎやバラフライが本当に嫌だったそうです。

同時にこの時、ダンスの習い事にも興味が出てきたことも、原因の一つ。

初期段階では、様子を見つつ、少しでも変化が起きたらやめさせることも視野に入れるとよいです。

中期段階

お子さん:小学3年生(前半)
このころになると、ダンスの習い事では楽しそうに準備するのに対して、水泳の時は「お腹が痛い」などと言うようになっていたわ。
あからさまに態度が違うので、おかしいとは思ったのだけど。やめさせてあげられなくて。

水泳を続けるという条件でダンスも始めたそうです。

この時には、すでに水泳には興味がなく、クラスが変わったことで先生との相性も良くありませんでした。

お腹が痛いや具合が悪いといった一種の拒否反応ともとれる症状が出始めていますね。

中期段階では、やめさせる決断をしてOK!お腹が痛いなどの言い訳じみた発言には、それなりの理由があります。

末期段階

お子さん:小学3年生(後半)
習い事の準備中に泣く。車に乗る前に泣く。車からでない。場所に到着したら泣く
結局、習い事の場所まで行くけれども、そのままやらないで帰るようになってしまったの。

中期段階から数か月ほどで末期段階になったそうです。

相変わらずダンスの習い事の時は笑顔が絶えないのに、水泳の時のあからさまな態度に「やめさせよう」と決断したそうです。

ただ、それから10年たってもお子さんの心には、水泳の時の苦い思い出が残っています。

末期段階では、早急にやめさせましょう。むしろ、前段階でやめさせてあげたいですね。

子どもの「習い事やめたい」はネガティブではなくチャンス!

子どもの「習い事をやめたい」は、決してネガティブなことばかりではありません。

習い事をやめるはチャンス!
  • 好奇心旺盛
  • 新たな興味に向かう挑戦心
  • 人間関係を学ぶ

様々なものに興味を持つ年頃なら、違う習い事をしたい感情は自然な流れです。

むしろ、幼少期にさまざまなことに触れることで、多くのことを学べます。

  • 子ども自身でやりたいことが見つかる
  • 見知らぬ環境に飛び込む勇気が身につく
  • 新しい環境で新しい人間関係を築ける

特に、内気な子どもにとって、新たな環境に向かうことは大きな決断でしょう。

子どもの意思を尊重して、背中を押してあげられるのは、親だけです。

内気な子どもが自分の意志で変わっていく様子を下記の記事でまとめていますので、参考にしてみてください。

子供が習い事をやめたいといった時の親の対応|まとめ

子供が習い事を「やめたい」といった時の対処法をまとめます。

  • 初めて間もない場合は続けさせたい
  • 違う興味がわいたら成長のチャンス
  • 拒否反応が出る前にやめさせよう

習い事の存在意義は、お子さんの成長・楽しい時間・学びの時間 です。

興味がなくなった時点で、すべての効果が半減してしまいますね。

習い事をやらせるからには、楽しく学びの場にいれることがなによりも大切です。

やめさせることは決して悪いことではありません!

子供の成長を第一に、子供にとって最高の習い事になるよう、願います。

子どもと最高のコミュニケーションを取るためにも

子どもにも、それぞれ思いや考え方があります。

みなさんも子どものときに、親に隠し事の一つや二つしていたのではないですか。

同じ人間がいないように、親子だからといってなんでもわかるわけではありません。

互いを理解する努力をするには、コミュニケーション力は不可欠です。

コミュニケーションに自信がないなら、資格を取ってみるのもよいかもしれません。

伝え方コミュニケーション検定という資格では、人間関係の様々な悩みに対しての解決法を学べます。

僕も、実際に資格を取得し、子どもへの接し方が大きく変わりました。

コミュニケーションを学ぶ機会はなかなかありませんので、良い機会かもしれませんね。

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