子供が楽しく習い事をするために、良い先生かどうかを見抜く方法を紹介します。

子供が習い事の体験をするんだけど、どんな先生がよいのか知っておきたい

本当に今の先生のところで習わせていいのだろうか
子供が習い事を嫌になる理由として多いのが「先生との相性」!
特に幼稚園~小学校低学年では、良い先生に出会えるかどうかで、その後の成長に大きな影響を与えます。
先生の立場として様々な親御さんの意見をいただいてきた僕が、具体例と合わせて、良い先生の見極め方をお伝えしていきます。
※まだ自分で判断ができない小さい年齢の子供を持つ親に向けた記事となります。
- 初めて子供に習い事をさせる
- 体験で良い先生の見極め方を知りたい
- 子供が楽しめる環境でいてほしい
子供の習い事で良い先生を見極める2つのポイント

良い習い事の先生かどうかを見分けるポイントは2つです!
- 子供の自主性をサポートできているか
- 子供の視点に立って愛情を注いでるか
子供はのびのびと習い事に向き合うことで、様々な発見や成長ができるからですね。
もちろん、礼儀作法は必要です。
ただ、先生の言うことを聞くだけの環境は、好奇心や可能性を潰してしまう可能性があります。
メリハリがあり、子供が主役となっている環境作りをしている先生は、良い先生と言えますね。
具体的に、それぞれの見極めるポイントを深堀していきます!
自主性のある環境提示
- 子供が積極的
- 喜怒哀楽がある
- メリハリがある
積極的に意見を言ったり、感情を表に出す雰囲気があれば、子供はストレスなく習い事に取り組めています。
- 「先生、ココが難しい」
- 「先生、ココができたから次教えてよ」
こんな子供の声が聞こえてきたらOK!
ただ、なんでもかんでも自由にやらせるだけの先生はNG。
悪ふざけをしている場合は子供と向き合い、夢中でやっているときは否定せずにサポート!
そんな、メリハリの利いた接し方をしている先生は、子供からの信頼も厚いです。
子供視点に立てる先生
- 子供と同じ目線
- 言葉のかけ方
- 安全管理
幼稚園生~小学校低学年程度なら、先生がしゃがんで、子供と同じ目線(高さ)で話ができているかが重要です。
ママにとっては当たり前でも、できいない先生は意外と多い!
子供と対等の関係を保てる先生が良いですね。
先生が子供と同じ視点に立つことで、以下のような影響も期待できます。
- 子供に恐怖を与えなくなる
- 先生の言葉のかけ方も変わってくる
- 子供の視点では見えない危険にも気づき守れる
(スポーツの習い事の場合)
子供が怖がらずに、集中して習い事に取り組んでもらうためにも、頭ごなしに大人の意見を押し付けていないか、チェックしましょう!
子供の習い事で良い先生を見極める具体策【見学・体験編】

見学や体験時に、良い先生かどうかを見極めるための具体策を、2つご紹介します。
- 「ありがとう」が言えるか
- 子供の返事は元気か
見学や体験時では、先生の教え方よりも、クラスの雰囲気を見ることが大切!
「この習い事なら楽しくできそう」という視点に立ったポイントとなります。
注意点は、わが子ではなく他の子への反応を見ること!
それぞれの見極めるポイントについて深堀していきます。
ありがとうが言える
先生:はい、整列~
子供:はーい
(並び終える)
先生:よーし、OK!並んでくれて「ありがとう」!
子供に対してありがとうを言えることは、子供と対等に接していることでもあります。
子供が手伝ってくれた時、先生の間違えを指摘した時、など、素直に感謝を伝えることで、人間関係の形成を学びます。
また、感謝が言い合える環境は、子供の積極的な意見や行動を促してくれます。
ありがとうでなくても、子供の意見に素直に対応しているかをチェックしてみてください。
子供が元気な返事か
先生:次にやることは○○です!わかりましたか?
〇子供:(大声で)はーい
×子供:元気のない返事
子供は元気なものです。
その子供が、あまり元気がない場合は、先生の圧力を感じている場合があります。
- 頭ごなしに怒られた経験がある
- 良かれと思ってやったことを否定された
叱る際も、子供の意見を聞きちゃんと向き合える先生は、信頼を集めます。
もちろん静かでも意欲的に取り組むクラスもあるので一概には言えませんが、少なくとも低学年以下のクラスでは元気がない方が稀。
他の子が元気よく取り組んでいるかは、チェックしてみましょう。
子供の習い事で良い先生を見極める具体策【教え方編】

教え方について、良い先生かどうかを見極めるための具体策を、2つご紹介します。
- サポートした指導か
- 個々に合わせた内容か
先生が誰よりも元気で、アドバイスもしっかりしている!
一見よさそうにみえますが、子供の可能性を潰している可能性があるので、注意が必要です。
子供は可能性に満ちています。どんな些細なことでも、興味を持ちトライをしていくことで、大きな学びを構築していくもの。
子供の背中を正しい方向へポンッと押してあげることが重要です。
それぞれの見極めるポイントについて、深堀していきます。
サポートの仕方
- 見守る…否定をしない
- 聞く…子供の主張を聞く
- 提案…○○もしてみたら?
子供が自ら何かにトライしている時は、成長のチャンス!
- ○○イイ感じじゃん
- 今のはどんな考えでやったの?
- ○○してみるのはどう?
このような言葉は子供に自信をつけさせ、可能性を引き上げてくれます。
特に好奇心が芽生えてくる小学校低学年~では、先生の接し方をチェックしてみるとよいです。
個々に合わせた教え方
- 全体指導:論理的なアドバイス
- 個別指導:感覚的なアドバイス
特にスポーツ系の習い事に言えることですが、全体に伝える教え方と個々に対する教え方を変えている先生は、子供のことをしっかり考えています。
例1)
できる子には難易度を上げたり、始めたばかりの子には難易度を落として教える
例2)
個々の体格や技能に合わせて、他の子と違うアドバイスをしている
子供の視点に立ちアドバイスをおくれる先生は、それ相応の知識も持ち合わせている証拠でもあります。
親と先生の会話で、「○○ちゃんは△△なので、□□にトライさせてみました」といった言葉が出ている時は、安心してまかせてOK!
逆に、練習メニュー通りに動けないと怒る先生の場合は、少し様子を見ても良いかもしれません。
子供の習い事で良い先生を見極める方法|まとめ
良い先生を見抜く方法を、再度まとめます。
- 自主性あふれるクラスか
- 常に子供視点に立てているか
- 感謝を伝えられるか
- 生徒を尊敬しているか
- 主役ではなくサポート役か
良い先生の条件は、子供がのびのびとできる環境を作れているかどうか。
低学年までのお子さんをお持ちで、良い先生かどうかを見極めたい時は、上記の内容をチェックしてみてください!
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