
子どもが習い事でやる気がなくて困っちゃう…
せっかく習い事をやっているのだから、意欲的に取り組んでほしいですよね。
ですが、子どもにも子どもなりのやる気が出ない理由があります。
僕は習い事の先生として、「やる気がないように見える」子どもをたくさん見てきました。
そして、子どもと向き合い、理由を明確にすることで、いくらでもやる気を引き出せるのだとわかりました。
2000人以上の子どもを見てきた僕が、実経験をもとにやる気が出ない原因と対処法をお伝えします。
子どもが笑顔に変わるはずです。

習い事の先生歴15年!
2000人以上の子どもと接してきた中で、「可能性」しか感じないと確信。
このサイトでは、親子にとって最高の習い事にするためのサポートを配信。
子供が習い事でやる気がない5つの原因

子どもが習い事でなかなかやる気が出ない原因は、5つのうちのどれかに当てはまることが多いです。
それぞれ、実例と合わせて紹介します。
原因をはっきりさせて、子どものやる気を出すためのきっかけにしてください。
習い事に興味がない
子どもにとって「興味」は行動の原動力です。
興味がなければ、モチベーションがさがり、習い事にやる気を出してくれません。
実際の例を紹介します。
例えば、「本当は違う習い事がしたいの」といった場合は、すでに興味は別に言っているといえます。
しかし、これは喜ばしいことでもあります。
興味が変わることは、子どもにとって当たり前のことであり、好奇心を尊重する意味でも良いことです。
詳しい対策は、下記の記事で解説しているので、参考にしてください。
そもそも楽しくない
楽しいと思えない場合、習い事自体がストレスに感じて、やる気がでない可能性があります。
実際の例をあげます。
この辺は、人見知りな子にも見られますので一概に言えませんが、普段アクティブな子の場合なら、たのしくないと感じている可能性が高いといえます。
習い事だけがすべてではありませんので、「今」の子どもに必要なことを優先して、別の選択肢も含めてサポートしてあげましょう。
習い事に時間的な負担を感じている
色々な習い事をしている場合は、精神的にも肉体的にも疲れ果て、やる気はでないでしょう。
実際の例をあげます。
小学生にとって、友達との「遊ぶ時間」は貴重な体験であり、かけがえのない時間です。また、子どもにだって休息は必要。
しかし、「習い事をいかなければ」といった強制感が、子どもの身体と心を疲弊させているのかもしれません。
習い事の数が多いのであれば、子どもに「習い事多くて大変じゃない?」など、寄り添う言葉をかけてあげてください。
習い事に対するプレッシャー
習い事での評価や親からのプレッシャーを感じている場合、本来の子供らしさが失われ、やる気を出せないのかもしれません。
実際の例をあげます。
子どもの性格によっては、勝負事を好まない子もいるでしょう。
また、責任感の強い子だったら、「ママの期待に応えなきゃ」となり、かえって委縮してしまうかもしれません。
子どもをそっと見守り安心感を与えれば、「信頼されてるから頑張ろう」と、前向きな気持ちになってくれます。
下記の記事は、ママ友問題に負けずに9年間子どもをそっと見守り続けたママの話です。
担当の先生と相性が合わない
習い事の先生と合わない時は、子どもにやる気を出せというのはナンセンスでしょう。
実際の例をあげます。
先生にばかり気を取られてしまうので、習い事に集中できなくなります。
習い事では、先生の存在がかなり大きいです。
相性が合わないと子どものストレスとなり、やる気を出すのは難しくなります。
思い切って先生を変えたり習い事を変えたりして、子どもと先生の相性が合う習い事の環境を作ってあげましょう。
習い事で子供のやる気が出ないときの対処法

習い事に限らず、ママやパパの接し方次第で、子どものやる気は良くも悪くもなります。
あたりまえと思うことばかりですが、おろそかになりがちなものでもあります。
子どものやる気を引き出すためにも、今一度、確認してみてください。
子どもに笑顔でほめる
子どもにとってママやパパの笑顔は、何よりもうれしく、そしてやる気もでるでしょう。
科学的にも、褒めることで幸福を感じることが証明されており、マイナスに働くことはありません。
褒めすぎぐらいでちょうどよいです。
その際、ただ褒めるのではなく「○○がよかったね」と伝えてあげると、効果もあがります。
笑顔も大切です。子どもは、大人が思っている以上に親の表情をみています。
子どもからしたら「ママがちゃんと見ていてくれた」となり、やる気も上がるはずです。
小さな成功体験に気付かせる
成功体験は、自信とやる気をアップしてくれるでしょう。
子どもにとって、見るものややるものすべてが新鮮で、好奇心にあふれています。
「やったね」「できたね」と子どもに気付かせてあげることで、ちょっとしたことでも自信をつけ、得意になるケースは多いです。
実際、やる気のない教え子の親に「○○について、できてよかったね」って言ってあげてくださいとお願いしたところ、次から意欲的に取り組んでいました。
小学校低学年までの子どもには効果抜群なので、試してみてください。
こまめにコミュニケーションを取る
子どもにとって、ママとのコミュニケーションは、習い事だけでなく人生の希望になるでしょう。
その後の、子どもの表現力や自主性といった人間形成で、親子間のコミュニケーションは大きな影響を与えます。
家事や子育てに忙しい中、じっくりコミュニケーションを取るのは、なかなか簡単なことではありません。
時間がなくて難しい場合は、習い事が終わった後15分でもいいので、子どもとの時間を作ってみてください。
子どもの話を聞き、「よかったね」「今日はどうだった」など会話をかわすだけで、子どものやる気はみるみるうちにあがっていきます。
コミュニケーションで子どもをやる気にさせるには

子どもとコミュニケーションはとってるけどやる気を出してくれない…という方もいることでしょう。
もしかしたら、自分の思いが子どもに伝わっていない可能性があります。
その場合は、コミュニケーションの仕方を変えなければなりません。
子どもの性格にあった言葉選びをすることで、本心を引き出すことができ、親子のきずなもより結束されるはずです。
その子にあったコミュニケーションの取り方は「伝え方コミュニケーション検定資格」で学べます。
僕も資格を習得しましたが、まじで子どもの反応が変わるので、子どものためにも取っておいて損はないと思います。
習い事のやる気を引き出して子どもを笑顔にさせよう
子どもがやる気を出ない原因さえわかれば、対処法がわかり習い事への姿勢も変わってきます。
これらの原因を探すのも、子どもとのコミュニケーションは不可欠です。
普段から良質なコミュニケーションをとり、子どもが意欲的に習い事に取り組める環境を作ってあげたいですね。
\最高の親子関係を/
コメント