習い事で上達しないと悩む方に向けて、上達するための考え方をお伝えしていきます。
技術だけをみて「上達しない」と思っていませんか?
子供の習い事では『ココロ』『規律』『思考』『技術』が重要!加えて、4つはリンクしています。
「他人より技術が劣るから」といって早々に見切るのはちょっと待ってください!
子供には誰にでも爆発的に上達する可能性がある。
習い事のコーチとして1000人以上の子どもを見てきた僕の結論です。
子供の習い事を辞めさせる前に、確認しておきたいことと上達のコツをお伝えしていきますね。
習い事が上達しない!辞めさせる前に確認すべき3つのコト

習い事を辞めさせる前に以下の3つをチェックしましょう。
- 「好き」はあるのか?
- 子供の意思は?
- 他人と比較してない?
当たり前のことですが、いざ、その場に立つと、親の視点で考えてしまいがちになります。
それぞれ深堀しますね。
「好き」の気持ち
好きは「得られる情報の量」「創造性」「トライ精神」を生み、可能性を引き上げる
ズバリ「好き」になることは上達に最も重要な要素!好きになれるものがあれば、なんでもよいです。
- 習い事が「好き」
- 先生が「好き」
- 習い事をしてる自分が「好き」
「好き」という環境に身を置くことが大切なんです。
子供に「好き」の気持ちがあるうちは、親の意思でやめさせるのは待ってあげてください。
子供の意思
上手くなりたい!と、もがいている時が一番の上達時期!
子供があきらめていないのであれば、やらせるべきです。技術だけでなく、様々な面から成長できるチャンスだからです。
- 頑張るから壁を壊せる
- 点と点が「線」になる
- 応援が潜在能力を引き出す
大人の勝手な判断でやめさせるのは、子どもの可能性を潰してしまうことと同じ意味。
子供が「苦しんでいる」「かわいそう」と、歯がゆい気持ちになると思いますが、見守ってあげましょう。
他人ではなくわが子
周りに比べれば劣るかもしれないが、その子からしたら大きな一歩であり上達のきっかけとなる。
子供それぞれ成長度合いは違いますよね?技術の進化も人それぞれ違います。
- 上達スピードは人それぞれ
- 上達のタイミングも人それぞれ
今まで一生懸命やってきたことが、身体的な成長・知性面の成長がトリガーになって、爆発的に上達することも多いです。
上達とは「その子自身」の進歩のこと。他人を気にするあまりに、わが子の可能性を潰さないようにしましょう。
習い事で上達しない!やめさせる前に確認すべき上達のコツ

先述した内容に+αとして、3つの上達のコツを取り入れることで、より上達の可能性は広がっていきます。
- 小さな目標を作る
- 先生に気を遣わない
- 否定はしない
やめさせてしまっては、一生その習い事での可能性はなくなります。
親も一緒にサポートをして、やれるだけのことをトライしてみましょう。
目標を作る
目標設定→達成感→満足感→好きの気持ち→上達
小さな目標を作ることで様々な効果を促してくれます。
✔達成感があると
体内でドーパミンが生成し、「うれしい」「楽しい」の感情が生まれる
上達しないと感じてしまうと、どうしても難しいことをやろうとして、余計に自信を失ってしまうものです。
親子間で小さな目標を設定して、できたらたくさんほめてあげましょう。うれしい気持ちは上達に欠かせない要素です。
先生に話しかける
先生と話す→情報が入る→理解度が増す→やるべきことが明確になる→上達
話す内容は何でもOK!自分を知ってもらうためにも子供自身から話しかけるというのが重要です。
✔感覚派と理論派
タイプによって同じアドバイスでも理解度が変わる。
会話をすることで、性格や話す癖などの情報をコーチに知らせることができますよね。コーチもその情報をもとに、接し方を変えていくはずです。
その子にあったアドバイスをもらうためにも、積極的に先生やコーチに話してみましょう。
否定はしない
自分で考える→実践する→失敗→トライ→上達
大人には到底理解できない感覚を子供はもっています。そして、感覚を伸ばすことが上達に欠かせない要素でもあります。
✔感覚・創造性の尊重
習い事は自分を自由に表現できる場所である
例え周りと違うプレーをしていても、怒らないで上げてください。むしろ、ほめてあげてください。
自分を表現しトライすることは、子供の時にマスターしておきたい自己表現力を伸ばすことにもつながります。
習い事が上達しない!外部要素が原因ならやめてOK

以下のような場合は、習い事を辞める選択もありです。
- 先生との相性がよくない
- 習い事が好きになれない
- 他に興味がある
先生の相性や好きになれないなど、子供自身でどうにもできない問題の場合は、気持ちが習い事にないので上達は難しくなります。
新たな道を目指して突き進む方が良いでしょう。その際に気を付ける点は2つ。
- 辞めるタイミング
- 変える時のポイント
それぞれ、説明していきますね。
辞めるタイミング
強制感が出たとき
「行きたい」から「行かなきゃ」となったら赤に近い黄色信号。
習い事は興味があるからやるものです。
世間体や憶測・周りとの比較といった親の判断ではなく、子供自身に変化が出てきた時を見極めることが大切ですね。
変える時のポイント
外部要素…先生・場所の選択
子供自身…やりたいの気持ち
外部要素が原因ならば、先生や場所を変えるだけで上達を促すこともできますね。
>>良い先生を見極める2つの方法
子供自身の気持ちも大切!「やりたい」気持ちは、興味→目標設定→トライの流れを作り、上達に欠かせない要素です。
子どもに好きなことが見つからない場合は、親が子どもの行動がから見極め、選択肢を提示してあげましょう。
>>子供の「好きなこと」を見つける方法
習い事が上達しない!やめさせる前に確認すべきこと|まとめ
習い事が上達しないからと辞めさせる前に、もう一度、以下のことを確認してみてください。
- 子供は一生懸命か
- 「好き」はあるか
- 先生や習い事の相性はどうか
上達の秘訣は「環境」と「子供の気持ち」です。センスは関係ありません。
辞めさせる前に、もう一度立ち止まって、子どもの可能性を信じてあげてください。
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