スポーツ少年団について費用やどんな種類のスポーツがあるのかなどの疑問にお答えします。
日本最大のスポーツ団体として君臨するスポ少!
- 全国約30,000万か所
- 約70万人が在籍
- スポーツの種類は約60種類
これだけの規模を誇るスポーツ少年団ですが、その実態について知らない方も多いのではないでしょうか。
スポーツ少年団の基本情報や子供の入会方法も合わせて、お伝えしていきます。

習い事の先生歴15年
延べ2000人以上の子どもを見てきた経験から、習い事の悩み解決を配信
スポーツ少年団とは
1962年に創設されたスポーツ少年団とは、以下のような団体です。
- 地域密着のスポーツ団体
- 目的は子供の心身を育む
- 親の協力の元成り立つ団体
スクールのような習い事と違い、「非営利」「ボランティア構成」というのが最大の特徴となります。
僕たちの感覚からすると、料金が安い習い事というイメージです。
基本的にはスポーツを通じて様々な学びを得ることが目的ですが、野外活動や社会活動なども含まれています。
深堀して説明していきます。
地域密着
地域でのチーム編成が基本で、地域のキズナが理念にあります。
地域での活動を通して、交流を大切にし、地域づくりを目指すことが目的です。
心身を育む
スポーツを通じて、カラダとココロの成長を目的としています。
スポーツを楽しむ!を前提として、社会活動や地域行事への参加などを通じ、協調性や社会性も同時に成長させていくことを目指した団体となります。
ボランティア構成
スポーツ少年団は、指導者も含め親のボランティアの元成り立っています。
指導をする親は子供にスポーツの楽しさを伝え、練習や試合のサポートも同時に行うことで、子供がのびのびと活動できる場所を応援します。
スポーツ少年団は何歳からできる?

スポーツ少年団は小学1年生から入団可能とするところが多いです。
厳密にいうと、3歳から入団することは可能。
3歳から小学生未満の場合は、個別対応という条件が付きます。
基本的な年齢構成は、6歳~12歳の小学生全般となります。

僕がやっていたスポ少では、チームメイトの弟(5歳)が、遊び感覚で参加していました!
スポーツ少年団の費用
スポーツ少年団の費用の目安を、以下のまとめます。
月謝 | 2,000円~ |
傷害保険 | 2,000円前後(年間) |
必要な道具代 | スポーツによる |
一般的なスクールの費用が、入会金等で5,000円~・月謝も5,000円~、場合によっては10,000円にもなります。
比較すると平均3分の1ほど、スクールに比べスポーツ少年団の方が安いですね。
魅力的な安さと引き換えに、親の負担は相当なものになります。
スポーツ少年団を考えてる方は、それなりの覚悟が必要です。
スポーツ少年団の種類
スポーツ少年団に所属するスポーツは、60種類以上あります。
全国にある団体数の内訳は以下通りです。
- 団体数500以上…11種類
- 団体数100~500…8種類
- 団体数10~100…16種類
- 団体数一桁…16種類以上
有名なスポーツからあまり知られていないスポーツまで幅広くあるのが特徴!
やりたいスポーツが地域にあるのかチェックしてみましょう!
それぞれのカテゴリーにあるスポーツを紹介していきます。
団体数500以上のスポーツ
軟式野球 | サッカー | バレーボール |
バスケットボール | 複合種目 | 剣道 |
空手 | 柔道 | ソフトボール |
少林寺拳法 | ソフトボール | ー |
この辺は、比較的近所にある習い事になります。
軟式野球は断トツの6,000チーム以上が在籍しており、続いてサッカー・バレー・バスケ・複合種目は3,000チームを超えてきます。
スポ少全体の約9割が上記のスポーツで占めています。
団体数100~500のスポーツ
卓球 | 陸上 | 野球 |
水泳 | スキー | 体操 |
テニス | ドッジボール | ー |
この辺りは、そこまで盛んではないですが、地域によっては団体数が多い習い事です。
近場にある方もいるかもしれませんね。スキーなんかはほぼ東北地方に集中しています。
全体の5%ほどしか在籍していません。
団体数10~100のスポーツ
ラグビー | 合気道 | ホッケー | スケート |
なぎなた | トランポリン | 相撲 | 馬術 |
アイスホッケー | バトン | ボウリング | 日本憲法 |
弓道 | チャンバラ | ゴルフ | フットベース |
近場のスポ少ではなかなか見受けられない名前が多いと思いですね。
個人競技のスポーツもあり、こんなスポーツもあるんだーといった感じですね。
団体数1桁のスポーツ
フェンシング | ボクシング | セーリング | 銃剣道 |
アーチェリー | 太鼓 | ソフトバレー | カヌー |
武術太極拳 | 野外活動 | 綱引き | カーリング |
エアロビック | ボート | 山岳 | トライアスロン |
かなりレアな習い事になります。
近隣にあったらラッキー(?)
オリンピック競技でもあるフェンシングやアーチェリーなども、スポ少で取り扱っているのですね。
スポーツ少年団はどうやって入るのか
スポーツ少年団に入団する方法は、主に2つです。
- 友達・ママ友の紹介
- 直接体験申込み
土日に小学生が野球やサッカー、バスケなどを行っているのを見たことがあると思います。
ソレがスポーツ少年団です。
僕の場合は、「僕も野球やってみたい」と練習着を着ている大人に話したことがきっかけでした。
心よく練習に参加させてもらい、そのまま親に話して入団が決まったのですが、ちょっとレアケースかもしれませんね。
一般的な入団方法について、それぞれお伝えしていきます。
友達・ママ友からの紹介
学校の友達やママ友からスポーツ少年団の情報を得て入団する方法です。
経験上、このやり方が多いように思いますね。
実体験では、以下の流れでした。
- 友達から野球をやりたいといわれる
- 練習の時に監督に話す
- 監督からOKがでる
- 次の練習に連れていく
- そのまま入団
もし、周りの友達が、気になるスポーツをやっているのなら、勇気をもって聞いてみるとよいです。
一般的な習い事のような堅苦しさはなく、すんなり入団できることが多いですよ。
体験申込み
もう一つは、ネット検索をして、体験の申し込みをする方法です。
お住いの市+スポーツ少年団
と検索すると、お住いの地域で活動しているスポ少がすぐわかります(場所によってないところも?)
あとは、管理元に連絡をすればOKです。
なお、僕のいたところですと、体験は何度でもやってOKでした。
地域やチーム方針によっても変わりますが、納得のいくまで何回も体験をするとよいでしょう。
スポーツ少年団(スポ少)の基本情報まとめ
スポーツ少年団について、再度まとめます。
- スポーツを通じて心身の成長
- 親のボランティアで成り立つ
- 基本は小学1年から入会可能
- 費用はスクールに比べ1/3程度
- 親の負担はすごく大きい
スポーツ少年団に在籍するスポーツの種類の多さは、意外でしたね。
指導者の評判や金銭面など、出来る限り多くの情報を集めておくことで、トラブルを回避できます。
ぜひ、子供の成長を目的として、スポーツ少年団をご検討してみてはいかがでしょうか。
コメント