
案件に応募してるのに、全然採用されないんだけど……
初心者がクラウドソーシングで案件獲得するには、採用される提案文が必要です。
「実績がないんだから無理でしょ」
そんな声が聞こえてきそうですが、実績がなくても採用率は上げられます!
提案文でクライアントがチェックしているのは、ライターとしての資質があるかどうかだからです。
実績のない初心者でも、採用率を上げられる提案文の書き方を詳しく解説します。
即活用できるテンプレートも用意していますので、ご活用ください。
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提案文は重要!Webライターの資質を判断される
提案文は、クライアントが採用を決める唯一の判断材料になるので、めちゃくちゃ重要です。
クライアントが提案文で見ているものは、以下の3つ。
- 文章力
- 読解力
- 見返り度
クライアントには、提案文=ライティング力と解釈されます。
ライターとしての文章力や読解力がない提案文は、残念ながらここで脱落してしまうでしょう。
もちろん、「案件に対しての見返り度」も採用に大きくかかわります。
採用率をあげるには、上記3つを満たした提案文の作成が絶対条件となるわけですね。
採用される書き方がありますので、次で解説していきますね。
Webライター初心者が採用される提案文の書き方6カ条
提案文は、「理解力」「わかりやすい文章」「採用時のメリット」を抑えた書き方を意識しましょう。
具体的な書き方のコツは、以下の6つです。
- 募集要項のチェック
- 無駄な文章は書かない
- 項目を作る
- 箇条書きを使用する
- 実績をアピールする
- クライアントの意向に応える
それぞれ、詳しく解説します。
募集要項は穴が開くほどチェック
提案文は、募集要項に沿って書かなければなりません。
というのも、募集要項に沿っていない提案文は、読解力がないとみなされるからです。
特に以下の点は、注意が必要です。
- テーマや仕事内容
- 条件提示の内容
- クライアントからの要求
- 納期や記事数
これらを見落とすと、クライアントからは「指示通りにかいてくれないんじゃないか」と思われてしまいます。
募集要項を読んだうえで、メモ帳などにコピペして、照らし合わせながら提案文を作成しましょう。
ケアレスミスがなくなりますし、「募集時のお願い」など重要部分の見落としもなくなります。
無駄な文章は書かない
提案文は、案件に関係することのみを書くようにしましょう。
無駄な文章は、Webライターとしての質を疑われるからです。
例えば、こんな感じ。
- 必要以上の経歴
- 逸脱した体験・経験談
- 必要以上の実績アピール
簡潔かつ、案件に提案することを目的に文章を書くことが、大切です。
詳しくは後述で解説します。
項目を作る
見やすい提案文をつくるためにも、項目をうまく使用して書きましょう。
クライアントは、1日に数十件の提案文を見ますので、読みづらい提案文は読まれない可能性があります。
以下は、提案文で使える項目なので、活用してみてください。
- 自己紹介(経歴など)
- 募集の理由
- 実績
- 作業時間やスケジュール
- 連絡可能な時間
- 案件への熱意
募集要項で「クライアントから追加項目のお願い」があれば、適時、提案文に組み込みましょう。
ちなみに、項目を作って文章を作成する書き方は、Webライティングの書き方でもあります。
クライアントからの印象はグッとあがり、採用の確率もあがりますよ。
箇条書きを使用する
箇条書きを使用した提案文は、ぱっと見で理解しやすくクライアントに喜ばれます。
以下の例を見比べてみてください。
わたくしの得意ジャンルは、美容関係や子育て関連です。他にも、幼少期から運動が好きで、スポーツをやったり観戦したりもします。ゲームジャンルも得意で、特にスマホゲームが自信があり、週に10時間以上プレイします。
【得意ジャンル】
- 美容関係
- 子育て関係
- スポーツ関係(実技・観戦)
- ゲーム関係(特にスマホゲーム)
内容は同じですが、見やすさは歴然ですよね。
ちなみに、箇条書きは、Webライティングでもよく使用されます。
読みやすさだけでなく、Webライターとしての技量もアピール可能です。
クライアントに余計な労力を使わせないためにも、「項目+箇条書き」を活用しましょう。
Webライターとしての実績をのせる
提案文では、実績は必須項目です。
応募者の実力がわからない以上、クライアントにとって実績が頼りだからです。
以下の内容を記載しましょう。
- 案件に沿った記事の執筆有無
- 手がけた記事数
- 過去の実績(検索順位〇位など)
- 執筆したURL
ライターとしての執筆がない場合は、以下を実績として、提示します。
- 運営してるブログ
- サンプル記事
ブログを運営してる場合は、テーマに沿った記事を2~3つほど提示しましょう。
なにも実績がない場合は、あらかじめ作っておいたサンプル記事を提示します。
サンプル記事は好きなテーマで2,000文字くらい書いてあればOKです。
クライアントの意向に応える
クライアントに採用したいと思われる提案文を書くためにも、採用するメリットを書きましょう。
見返りが期待できないライターと契約しても、クライアントにはメリットがないからですね。
例えば、以下のスキルがあれば、十分にメリットとして活用できます。
- テーマに関する経験・体験談
- テーマに関する知識がある
- テーマに関する資格がある
- テーマに関する執筆経験がある
- 検索順位の実績がある
初心者は、執筆経験や実績はありませんので、メリットが書ける案件に応募するとよいでしょう。
ライティング経験がなくても、「採用する理由」をクライアントに与えられます。
NG!ライター初心者がやりがちなヤバい提案文の例
クライアントに見切りをつけられないためにも、やらないほうがいい提案文の例を3つお伝えします。
- ひたすら文章埋める系
- 自己アピール激しめ系
- 「初心者です」系
初心者は、知らず知らずのうちにやってしまいがちなものばかりです。
「これらが原因で採用されなかった」なんて、もったいないので、しっかり確認しましょう。
ひたすら文章埋める系
文章ばかりの提案文は、クライアントに最も嫌われる文の1つです。
というもの、読みづらい文章は、Webライターに求められる文章とは、あまりにもかけ離れてしまうからです。
例えば、こちら。
はじめまして。○○と申します。○○様の案件に興味があり、応募させていただきました。
わたしは、小学校から高校までダンスの経験があり、ダンスに関する案件ということで、今までの経験を存分にいかせると思います。特に高校時代は、3年生の時に全国大会に出場し、そこでしか体験できない経験をしたことで、ダンスに対する知見も、他の人に比べてあると自負しております。
今までに執筆の経験はございませんが、○○様の意向に沿えるように精一杯頑張らせていただき、また、要望にも迅速に応え、納期は必ず守るように、一生懸命仕事をさせていただきます。よろしくお願いいたします。
たぶんですが、読むのがめんどくさいと思いましたよね。クライアントも同じ気持ちです。
改善点はこちら。
- 1文は50文字前後までに
- 主語述語を明確に
- 項目・箇条書きを使用
- 適時改行をいれる
改善点を踏まえて、書き換えた内容はこちら。
はじめまして。○○と申します。
○○様の案件に興味があり、応募させていただきました。
◇自己紹介
年齢:40代
性別:女性
◇実績・アピールポイント
ダンス経験:10年
ダンスの実績:全国大会出場
ダンスで全国大会まで出場した経験は、○○様の案件にお役に立てるはずです。
◇納期等
執筆スケジュール:3日に1記事を予定
納期:2日前に執筆予定
○○様の要望にお応えできるように、作業時間を調整できます。
◇○○様へ一言
○○様の意向に沿えるように、一生懸命頑張ります。
よろしくお願いいたします。
だいぶすっきりしましたね。
改善点を意識することで、同じ文章でもわかりやすくなります。ぜひ、意識してみてください。
自己アピール激しめ系
自己アピールばかりの提案文も、クライアントは嫌がります。
アピールしたい気持ちはわかりますが、「どのように案件に貢献できるのか」がなければ、ただの自慢話になります。
例えばこんな感じはNG。
私はダンスが得意で、中学生では部長を務め、高校時代には全国大会に出場しています。
部長を務めたことで、人をまとめる力が身につき、周りからは「精神的支柱」と言われていました。
全国大会では、観客がいる中で最高のパフォーマンスを披露し、母校での最高成績を収めました。
卒業後も、母校から指導してくれと頼まれるほど、ダンスの技術は高いです。
これでは「ダンスができる人」しか伝わりませんよね。
クライアントに提案する文章は、以下のようになります。
◇貢献できる点
・10年間のダンス知識
・全国大会出場の経験
・母校での指導経験あり
全国出場まで果たした知識・技術は、○○様の案件テーマ「ダンスのハウツー記事」に役立てると考えています。
特に初心者向けの記事では、指導経験をいかして、わかりやすく具体的な技術記事の執筆が可能です。
何ができるのかを明確にし、役に立てる具体例を提案することを、意識しましょう。
「初心者です」系
初心者アピールは、クライアントからしたら「保険」に感じてしまいます。
お金が発生している以上、プロとしての対応を意識しましょう。
例えばこんな感じはNG。
◇初心者ですが頑張ります。
◇案件にかける思いは誰にも負けません。
このような熱意だけの文章では、クライアントの気持ちは動きません。
少し、言い方を変えれば印象はがらりと変わります。
◇2日前の納品を目指し、迅速に対応いたします。
◇○○様の意向に沿えるよう、こまめな連絡をさせていただきます。
具体例を示し、案件を完璧にこなす意思を伝えるようにしましょう。
Webライター初心者向け!応募文のテンプレ
Webライター初心者向けに、即活用できる応募文のテンプレを紹介します。
コピペOkなので、活用してください。
○○様
はじめまして、○○と申します。
○○様の案件にお力添えできると思い、応募させていただきました。
【案件確認と動機】
○○様の案件「○○」では、以下の内容だと認識しております。
・ダンスに関するハウツー記事
・初心者に役立つ練習方法を紹介
私は、10年間のダンス経験・指導経験があり、培った知識や経験を活用できると考えています。
実際に初心者に教えていた経験から、すぐに上達できる練習方法の記事作成が可能です。(適時かえてください)
【自己紹介】
名前:
年齢:
性別:
職業:
現在は、子育ての合間にWebライターとして活動しています。他に仕事はしていませんので、柔軟な対応が可能です。(適時変えてください)
【実績】(ある場合)
手がけた記事数:
手がけたジャンル:
執筆記事①:(タイトル)
→(記事URL)
執筆記事②:(タイトル)
→(記事URL)
①は、本件の内容に近い記事です。②は、上位表示を達成した記事なので、参考になれば幸いです。(適時変えてください)
【実績】(ない場合)
サンプル記事:(タイトル)
→(記事URL)
本件が初めての応募になるため、実績はございません。
サンプル記事を用意させていただきましたので、ご覧いただけましたら幸いです。(適時変えてください)
【可能記事数など】
執筆可能な記事数:1記事/週
執筆可能な文字数:2000~3000文字/記事
執筆可能な時間:2時間/日
【意気込み】
・募集要項にもあるように納期は○日前には納品いたします。
・返信は遅くとも1日以内にいたします。
・○○様の指示に忠実に、迅速に対応いたします。
最後まで目を通していただき、ありがとうございました。
ご検討のほど、よろしくお願いいたします。
Webライター初心者がテンプレを使う際の注意点
応募文のテンプレを使用する際は、以下の点に注意してください。
- 募集要項の指示が最優先
- 必要に応じて内容を変える
- プロフィールの強化も忘れずに
テンプレを使用するのはOKですが、コピペの場合は、クライアントにばれます。
必ず募集要項の内容に沿って、自分で文章を考えて提案文を作成しましょう。
提案文と同時にプロフィールの強化もすれば、採用率はおのずと上がってきます。
提案文はライティング力をアピールできる絶好の機会
文章を書くのが仕事のWebライターだからこそ、提案文の内容は重要視されます。
ポイントをまとめますので、再確認してください。
- 募集要項に沿った提案文を書く
- クライアントが見やすい工夫をする
- 実績がなければサンプル記事を用意しよう
この記事の手順を実践すれば、確実に案件の採用率は上がります。
提案文を書いていくうちに、ライティングスキルの向上にもつながりますので、一石二鳥ですね。
とはいえ、初心者の場合、実績がないため、ある程度の応募数は必要です。
最初は落ちることが多いかもしれませんが、めげずに応募を続けて、案件獲得を目指してください。
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