
STEAM教育っていいと聞くけど、なんか不安で……
問題点やデメリットが知りたい
STEM教育は子供たちの総合的なスキルを伸ばすための新しいアプローチとして注目を集めています。
しかし、その一方で、新しく出てくるものには、問題点やデメリットがあるのも事実。
STEAM教育の魅力を確認するとともに、問題点やデメリット、その解決策について詳しく解説していきます。

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延べ2000人以上の子どもを見てきた経験から、習い事の悩み解決を配信
STEAM教育の魅力と普及の背景
STEAM教育は、将来必要とされる5つのスキルや能力を身につけるためのプログラムです。
- S:科学
- T:技術
- E:工学
- A:芸術
- M:数学
これからは、与えられた仕事をこなす力から仕事を生み出す力が求められる時代!
STEAM教育では、そのような人材を育てるために、従来の「一方的に学ぶ」形ではなく、「自主的に学ぶ」姿勢を作ります。
今後の主流になる学びになることは間違いありません。
しかし、従来とは異なる学習方法ゆえに、さまざまな壁もあります。
STEAM教育の問題点とデメリット
STEAM教育の問題点とデメリットは、大きく分けて4つです。
- 教える側の人材不足
- 幅広い学習に伴うストレス
- 教育格差の深化
- 専門知識不足の親のサポート
問題点やデメリットを知ることで、改善策がわかります。
それぞれ解説しますので、参考にしてください。
教える側の人材不足
STEAM教育を教える人のスキル不足は、深刻な問題でしょう。
専門家の人材を確保することが急務だといっても過言ではありません。
また、STEAM教育で使用する機材も不足しています。
現在、国をあげてSTEAM教育について乗り出していますが、体制が整うまでにはもう少し時間がかかりそうです。
幅広い学習に伴うストレス
STEAM教育は「総合的な学習」となるため、子どもへの負担が心配されます。
いわば、科目が増えるということですね。
多くの情報やスキルを吸収していくことが求められ、子どもによってはストレスになることも考えられます。
教育格差の深化
地域や家庭環境によって、教育の格差も心配されます。
特に、資源の少ない地域や経済的に恵まれない家庭の子供たちは、適切な教育を受ける機会に恵まれない可能性があります。
平等なアクセスを確保するためには、時間がかかってしまうでしょう。
専門知識不足の親のサポート
親自身が専門的な知識を持っていないことも、STEAM教育の大きな問題点です。
STEAM教育の導入には、親のサポートが不可欠!
子供たちを適切に指導するためには、親が理解しやすい情報や方法論を提供する必要があります。
STEAM教育の普及に伴う解決策
STEAM教育の普及によって生まれる問題点やデメリットに対して、3つの解決策があります。
- コミュニティを活用する
- 親子でSTEAM教育を共有する
- STEAM教育を身近にする
それぞれ解説します。
コミュニティを活用する
地域で行っているSTEAM関連のイベントを活用し、積極的なアプローチが大切です。
例を挙げます。
- 博物館・科学館
- 図書館
- ワークショップ
- アートスタジオ
- 大学
他にも各自治体で、体験授業ができるイベントを開催しています。
今後、STEAM教育を題材としたイベントや体験会は増えてくるでしょう。
気になる方はチェックしてみてください。
親子でSTEAM教育を共有する
親子で積極的にSTEAM教育に取り組むのも効果的です。
自宅でできる例の一部を紹介します。
- 料理と科学を楽しむ
砂糖の溶解過程を観察するなど - DIYプロジェクト
紙やストローを使って作成するなど - 折り紙アート
さまざまな図形を折り紙で作成するなど
子どもだけでなく親も一緒に学ぶことで、お子さんがより意欲的に取り組んでくれるでしょう。
また、親自身のSTEAM教育スキルが身につくので、最適なサポートにもつながりますね。
STEAM教育を身近なものにする
STEAM教育に自然とふれる環境を用意することも重要です。
最近では、通信教材などを利用する家庭も増えています。
- 知育おもちゃ
「知育玩具レンタルのトイサブ」などを利用する - オンライン教材を利用する
「WonderBox」などを利用する
専門的に教えてくれる人や場所が少ない今だからこそ、有効な手段といえますね。
我が子が、時代の流れに置いてけぼりにならないためにも、自宅にいる時から遊び感覚でSTEAM教育を学べる環境を作ってあげましょう。
STEAM教育の問題点を打開するなら通信教材がおすすめ
通信教材なら、STEAM教育の問題点やデメリットを限りなく解消してくれます。
なかでも、「WonderBox(ワンダーボックス)」は、知名度・口コミともに優秀な通信教材!
理由は以下の通りです。
- 自宅で遊びながら学べる
- 実際に手で動かすキットが届く
- デジタル面を強化するアプリもある
- 親子で取り組める
STEAM教育は、遊びの延長として学ぶスタイルです。
昔流行した「脳トレ」と同じような感覚だと思ってもらえればOK!
気合を入れて学ぶものではなく、子どもの興味を尊重して自ら学ぶ姿勢が大切です。
結論:総合的なアプローチによる成長
STEAM教育の問題点やデメリットを理解したうえで、ポジティブなアプローチを取ることが求められます。
教育のあり方がシフトチェンジしている今、親が子どもの負担をサポートし、環境を整えてあげることが不可欠です。
そのためにも、親自身が時代の波にうまく乗り、子どもの将来を明るいものにしてあげましょう。
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