
0.1円の案件を見つけたのだけど、これって受けたほうがいいのかな?単価低すぎない?
その案件を応募するのは、ちょっと待ってください!
結論から言いますが、01円案件の応募はおすすめしません。
僕も0.1円の案件を受けた1人ですが、時間と労力だけを無駄に費やし、疲弊しました。
さらには、こんなリスクも……。
- 稼げない
- 悪徳業者の可能性
- スキルUP望めない
副業で5年webライターをしている僕が、0.1円の低単価案件の実態と対処法をお伝えしていきます。
Webライターとして、健全に稼ぐためにも、ぜひ参考にしてください。
WEBライターが0.1円の低単価案件を受けて疲弊【スルーが無難】

クラウドワークスなどでよく見かける0.1円の低単価案件は、避けることをおすすめします。
時間がかかる×稼げない=疲弊となり、メリットがほとんどないからです。
僕は実際に0.1円の案件を受けて、散々な思いをしました。
- 作業時間は1記事3時間
- 時給換算50円以下
- フィードバックなし
時給50円って、ブラック企業の比ではありませんね。
よく低単価案件で「スキルが身につく」とありますが、残念ながら、ライターで稼ぐためのスキルは身につきません。
ぶっちゃけ0.1円も0.5円もさほど内容は変わらないので、同じ労力を割くのなら0.5円の案件を受けるほうがおすすめ!
稼げますし、スキルも身につきますよ。
実際の体験をもとに、0.1円の低単価案件の実態をお話します。
【実録】副業WEBライターが0.1円の低単価案件を受けた話

僕が受けた初めての案件内容は、以下の通りです。
- ジャンル:季節ごとの記事
- 文字数:1000文字以上
- 記事数:5記事
- 報酬:500円 (=文字単価0.1円)
- クライアントさん:優しい
クライアントはいい人でしたが、あまりのブラックさに後悔しかありませんでした。
0.1円の低単価案件を受けて感じた疲弊ポイントは3つ。
- 作業量が割に合わない
- 案件のからくり
- スキルアップは望めない
それぞれ解説してます。
作業量が割に合わない
0.1円の低単価案件は、作業量に対してまったく割に合いません。
理由は3つ。
- リサーチに苦戦
- 記事の書き方がわからない
- そもそもタイピングが遅い
webライターは意外とやることが多いのです。
初心者は時間がかかってしまいますし、加えて低単価のおまけつきですから、労働時間と報酬が見合うはずがありません。
僕の場合ですが、1000文字書くのに3時間くらいかかりました。
ちなみに、0.1円案件の後に0.4円の案件を受けた際も、時間はさほど変わりませんでした。
同じ作業時間なら絶対に単価が高い方がよいと感じました。
案件のからくり
0.1円の案件は詐欺案件の可能性もあり、僕は見事に引っかかりました。
以下は、実際にあった案件です。
①【初心者歓迎】1記事1,000円/5記事(単価要相談)
②【文字単価0.5円】2000文字/1000円の報酬
僕は、①の案件を選んでしまい、後に詐欺案件だと知りました。
Webライター初心者は、「初心者歓迎」の案件に安心して応募しがちです。
以下のような文言は、詐欺案件の可能性がありますので、ご注意ください。
- 初心者歓迎
- 主婦歓迎
- 簡単作業・誰にでもできる
- スキルが身につく
初心者だかといって安易に応募してしまうと、膨大な労力を削ることになりかねません。
案件選びは重要なんだ、と感じました。
スキルアップは望めない
0.1円のような低単価案件は、記事作成に慣れることはあってもスキルアップはむずかしいでしょう。
というのも、フィードバックをもらえないことが多いからです。もちろん、そうでないクライアントもいますが、少ないのが現状。
低単価案件を扱うクライアント心理は、こんな感じです。
- 目的は記事の量産であって質ではない
- ルールに従って書いてくれればいい
条件さえ満たしていればどんな記事でもOK!といったスタンスです。
最初は、ごちゃごちゃ言われないので「ラッキー」なんて思ってましたが、時をたつごとに「これでは稼げるライターになれない」と痛感しました。
WEBライター初心者に適正の文字単価はいくら?

経験上、webライターの文字単価の目安は、以下の通りです。
レベル | 目安の単価 | 経歴 |
初心者 | ~0.5円 | 3か月未満 |
脱初心者 | ~1円 | 1年未満 |
中級者 | 1円~ | 3年未満 |
単純計算で、0.1円の案件ではなく0.5円の案件をやった方が、5倍稼げます。
最初は大変ですが、作業量は0.1円も0.5円もあまり変わりませんので、0.5円を目安に案件を選びましょう。
WEBライター初心者が0.1円の案件を避けるコツ

WEBライター初心者でも、以下の3つを意識すれば、0.1円の案件を避けられます。
- 案件の選び方
- とにかく応募
- スキルを磨く
しっかりした報酬を受け取るためにも、実践してみてください。
それぞれ詳しく解説していきますね。
案件の選び方
低単価案件を避けるコツは、4つです。
- マニュアル完備の案件
- 発注履歴が多い案件
- クライアントの評価が高い案件
- フィードバックがある案件
上記の条件がそろっていれば、報酬とスキルアップの両方を望める案件です。
逆に、評価や実績が低い場合は、悪質なクライアントの可能性があるのでスルーしましょう。
詳しくは下記の記事をご覧ください。
とにかく応募
Webライター初心者でも0.1円以外の案件に、とにかく応募しましょう。
注意点はこちら。
- 0.5円を目安に応募する
- 応募文は熱意を伝える
- 契約したら最後までやりきる
20件くらい応募すれば、初心者でも1・2件は契約できます。
はじめのうちは、スキルも実績もありません。初心者らしく熱意をしっかり伝えることが、大切です。
また、しっかりした案件を1つこなすことで、スキルは格段に上がります。
今後、ライターとして稼いでいくためにも、最後までやり抜くことも重要です。
スキルを磨く
ライターとして稼ぐなら、事前にライティング力を身につけることも、重要です。
やることは2つだけ。
- ライティングの本を熟読
- 上位記事を読み込む・写経する
ライティングの本を読んでしまうことが、一番手っ取り早いです。
「沈黙のWebライティング」なら、一冊読み終えたころには文字単価1円の案件に挑戦できるスキルが身につきます。

知識を入れたら、あとはひたすら案件をこなしたり、上位記事を写経したりして、経験を積みます。
20記事も書けば、高単価案件も視野に入れられます。
WEBライター初心者でも、0.1円案件は避けよう
0.1円の案件は悲惨という話をしてきました。悲惨にならないためにも、以下の点を注意していきたいです。
- 文字単価は0.5円を目安に!
- 案件選びが稼ぐためのコツ
- 不安ならライティング本もアリ
WEBライター初心者が0.1円の案件にこぞって募集するから、悪質な案件がなくなりません。
契約上は対等な位置にあるべきです。
クライアントに駒にならないためにも、知識を身につけ、低単価案件は避けるようにしましょう。
WEBライターで稼ぐには
WEBライターは、条件の良い案件をやることが稼ぐための条件です。
クラウドソーシングサイトを複数登録することで【案件を選ぶ側】になることができます。
最低でも以下のサイトは登録しておきたいところ。
公式サイト | 特徴 |
---|---|
クラウドワークス | 業界No.1の知名度 |
ランサーズ | 業界トップクラスのサイト |
Craudiaクラウディア | 業界3位で穴場のサイト |
登録は無料ですから、リスクはありません。
文字単価1円までなら、作業量・質はそれほど変わらないので、複数サイトから条件の良い案件を探す選択肢もありです。
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