見出しの出来で、その記事の「質」が決まる
このくらい超大事なのが見出しです。
特にWEB記事では「読者のために」「SEOのために」の2面性が求められ、検索上位や滞在率に直結するほど。
webライター・ブログ運営5年で検索順位1位を多数獲得してる僕が、見出しのつけ方のコツから書き方まで解説していきます。

読まれる記事を目指していきましょう。
WEBライティングの見出しの書き方!コツは【先に結論】
記事見出しのコツは、最初の見出しをタイトルと一緒にすることです。
理由は以下の通りです。
- 読者はタイトルで記事を読みに来てる
- タイトルの答えを探してる
- 一番初めに答えを提示すべし
この記事もタイトルの一文を最初の見出しに使っていますね。
読者は、自分の求めてる情報がないと一瞬で違う記事に行ってしまいます。特に以下のような見出しだと、離脱率があがります。
- ○○とは
- ○○の前に
前置きや言葉の説明が知りたいのではなく、記事タイトルに対しての解決方法が知りたいのです。
最初の見出しをタイトルとリンクさせ、解決方法をしっかり提示することで、離脱率が下がり最後まで読まれる記事になります!
以下の2つも意識することで、より読まれる見出しを作ることができますので、確認していきましょう。
- PREP法
- 小見出しの活用
PREP法で見出し作成
見出しのつけ方がわからない場合は、以下をベースに見出しを考えるとわかりやすい見出し構成になります。
- 見【結論】:タイトルと一緒。読者を掴む
- 見【理由】:結論の根拠を提示。納得度UP
- 見【具体】:具体的な方法を提示。解決度UP
- 見【総括】:まとめ
上記の形はPREP法と呼ばれ、説明をする時によく使われる方法。
この型に沿って見出しを作れば、読者が読みたくなる流れを作ることができます。
小見出しの活用
見出し3と呼ばれるものですね。小見出しを活用することで、以下のことが期待できます。
- リズムよく読める
- 本文もわかりやすくなる
- 自分の頭の中も整理される
長ったらしい文章は、読者を飽きさせる可能性が高くなります。
小見出しで文章を区切ってしまえば、ごちゃごちゃした印象がなくなりますね。
結果として、自分の頭の中も整理され、読者にわかりやすい記事を書けるようになります。
1つの見出しにつき、3~4つの小見出し程度がよいでしょう。
具体例を次で解説していきます。
WEBライティングの見出しの書き方を【実例】で解説
この記事の見出し例にしていきます。
4つのポイントを意識すると、読まれる記事の見出しを作ることができます。
- 骨格を作る
- 小見出しを作る
- キーワードを盛り込む
- 箇条書きで書く
骨格(見出し)をつくる
この記事の骨格は以下の通りです。
結論:記事見出しの付け方のコツは【先に結論】
具体:記事見出しの書き方
補足:記事見出しのルール
総括:見出しのつけ方で読まれる記事に
PREP法をもとに、少しアレンジして作成しました(理由については「結論:見出し」の本文で書いています)
結論から書き、徐々に細かく解説を進めていく感じです。
①記事テーマの「記事見出しのつけ方」の回答を提示→②具体的なやり方を解説→③ルールという補足を追記→④総括
大枠から徐々にかみ砕いていくことで、ユーザーの理解度を高め、読み進めやすい骨格ができてきます。
小見出しでわかりやすさUP
小見出しを使うことで本文に区切りを作りわかりやすくなります。
まずは、大まかな小見出し(仮の小見出し)を作ります。
見2:記事見出しの書き方を【実例】で解説
見3:見出し
見3:小見出し
見3:キーワード
見3:箇条書き
文言を決めるのは後からでもOK。
本文の内容や見出しのバランスを見て、あとからより引き付ける文言を制定しましょう。
この記事では、下記のように小見出しの文言を作り変えました。
見2:記事見出しの書き方を【実例】で解説
見3:骨格を作る
見3:小見出しでわかりやすさUP
見3:キーワードでSEO対策
見3:箇条書きでわかりやすく文言に
キーワードでSEO対策
見出し2にキーワードを盛り込むことで、GoogleにアピールしてSEO対策が見込めます。
Googleは、様々な視点から記事を評価し検索順位を決めていきますが、その一つがキーワード。
以下の2つの見出しを例に説明します。
✕記事は骨格を作ることが大事
〇記事見出しのつけ方のコツ
「記事 骨格 作る」と「記事 見出し つけ方」どちらが検索されやすいかといえば、後者でしょう。
Googleは読者の悩みを解決するために記事を評価し順位を付けます。読者の検索しそうなキーワードを盛り込めばOKですね。
ただ、キーワードの盛り込みすぎはNG!自然な文章で必要に応じてキーワードを入れるように見出しを作成しましょう。
関連記事:Webライターに必要なSEOとは?初心者から稼ぐSEO対策を解説
箇条書きでわかりやすく
見出しは、箇条書きにすることで、視覚的にもわかりやすく読者に伝えることができます。
✕記事の見出しは、シンプルにわかりやすくつたえるために書き方が大事!具体例をもとに解説
〇記事見出しの書き方を実例で解説
内容は同じですが、わかりやすさや見やすさは一目瞭然ですね。
伝えたいワードを詰め込んでしまうことで、かえって読みづらくなることもあります。
以下の2つを意識するとよいでしょう。
- 25文字以内で
- 句読点はNG
読者が一目見て意味が分かる見出しを作成しましょう。
WEBライティングの見出しを付ける際の注意点
記事の見出しに明確なルールはありません。
ただ、より見やすくするためという観点から、各々にルール化するべきと思う下記の3つについて、解説していきます。
- 見出しの配置(階層)
- 見出しの文字数
- 見出し本文の文字数
見出しの階層は守ろう
WEBライティングにおいて見出しは、hタグで表記され、下記のような意味と順番になります。
- h1…タイトル
- h2…見出し
- h3…小見出し
- h4…h3の小見出し
- h5…h4の小見出し
- h6…h5の小見出し
本来見出し3を使わなければいけないところで「デザイン的に見出し3よりも見出し4の方がいいから…」という理由で見出し4を使うのは、SEO的にNGです。
階層は数字の小さい方が上に来るようにし、1・2・3…と連続した数字で配置するようにしましょう。
見出しの文字数
見出しの文字数に明確な決まりはありませんが、僕が推奨するのは25文字以内です。
人間が一瞬で判断できる文字数は「13文字」という話があり、新聞の見出しなどは大体が13文字以内だそうです。
ただ、WEB記事ではキーワードやキャッチな文言を盛り込んで見出しを作成します。13文字以内は、大変ですね。
25文字以内ならレイアウト的にも文字の長さ的にもバランスよく見出しを作成できます。
見出し本文の文字数
見出しごとの本文の文字数は1文80字以内、トータル文字数300文字程度を推奨します。
理由は以下の通り。
- 80文字は人間が文章を読む集中力の限界
- 長すぎる文章は読者が飽きてしまう
人間が1分に読める文字数は内容にもよりますが、大体500文字前後とされています。
1分ごとに見出しを設定すれば、飽きが来ずに読み進められそうですよね。
集中力を保ちしっかり読んでもらえるには、1文を80文字以内に抑えて本文を300文字前後にまとめるのがスッキリして良いのかなと思います。
見出しのつけ方次第で読まれるWEB記事に
見出しの付け方で、読みやすいかどうかが決まるといっても過言ではありません。
- 最初の見出しで結果を
- 見出し2で記事の骨格を作る
- 必要に応じて小見出しを
- 箇条書きでわかりやすく
これらを意識して、ユーザーにとって読みやすい構成作り、読まれる記事を目指しましょう。
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